〈外反捻挫の特徴〉
内反捻挫に比べ単独での発生頻度は少ないですが、外反した場合だけでなく、内反捻挫の際にも中程度損傷以上で三角靭帯が損傷されることもあります。

〈三角靭帯の特徴〉
足に体重をかけると、土踏まずなどの足のアーチがつぶれ、踵骨が外側に傾き、脛骨が内側に回転します。 これにより足関節内側部には外側に比べ負担が強くなるため、内側の三角靭帯は外側の靭帯に比べ“短く厚い”強靭な構造になっています。

〈治癒期間が長くかかる理由〉
①歩行の度に損傷した三角靭帯が伸長されてしまう
②負担が強くかかることによって外側の靭帯損傷よりも痛みを大きく感じてしまうこと
③強靭な靭帯があるがゆえに元々修復に時間を要すること